適性

〜どんな人が向いてるの?〜

頭がいい
税制改正に対応できる吸収力
必要知識はとにかく多いので、勉強好きでなければ勤まらない
知識を知恵として活用できる応用力
パソコンを使いこなせること
文書作成能力
説明・解説ができないと人前に出せない

「質の高い仕事を手際よく進められる資質」と言い換えてもいいかもしれません。
ひとくちに「頭がいい」といってもいろいろです。
ときおり勘違いされるのですが、学歴についてはこれといって気にしていません。
資格にしても、あればあったでいいのですが、「簿記3級以上」とか「簿記2級以上」という条件はありません。
簿記3級程度なら事務所にはいってから取ればいいと考えています。逆に事務所にはいってから2年たっても簿記3程度も取れないようなら大変困ります。
「教えたらすぐに理解して覚える」とか「応用がきく」とか「教わらなくても自分で勉強する」といったようなことが重要です。
その上で「わかりやすく説明する」という能力も必要になります。ただ、これについては仕事をしながらできるようになればいい、というスキルでもあるので、その前段階である「要点を押さえる」とか「頭の中が整理されている」というような資質があればいいと思っています。

ただし、算数の能力がある程度以上ある人でないと、いくら仕事を教わっても理解できないので、たとえどんなに人間的に素晴らしい人であったとしても当事務所で一緒に働いてもらうわけにはいきません。
具体的には、比と割合の計算や、分数・小数の計算が不自由なくできる…といった程度となります。

秘密を守れる
我々が扱うのは企業の「秘密」である
故意・過失を問わず、企業の財務状況を他者にもらすことは厳禁である
社内的に社員の給料を秘密にしている会社も多いので、給料についてはその会社の社員にも知らせてはいけない

税理士は他の法律職と同じく、守秘義務というものがあります。
事務所内で数字を印刷した書類を廃棄するときは、すべてシュレッダー行き。
財務状況などが印字された書類は、よほどのことがない限りFAXしてはいけません。
税務申告書や決算書を別の会社に返却してしまったら、原則として即日懲戒解雇です。

不正をしない
信頼を裏切ってはいけない

商店にたとえた場合、当事務所の商品は「知恵」と「信頼」です。
企業からの信頼を失った場合、当事務所はその時点で終わりだと思っています。
わたしたちを信頼して任せてくれた企業の、その信頼を裏切ってはいけません。

精神的にタフである
わたしたちが相手にするのは、経営者やそれに近い立場の人たちです。
こういう人たちは、多かれ少なかれ一癖も二癖もある人たちです。
自分の事業を守るために、みな、必死です。
「こんなことを言ったら傷つくだろうな」なんて考えてはくれません。こんなことを「言わなかった」おかげで事業が壊れてしまう方がよっぽど大問題です。

当然のことながら、そんな経営者たちを日常的に相手にしている当事務所職員も、そういう経営者たちを正面から相手にできるような、そんな人になっていきます。

ちょっとしたことでいちいち傷ついて、落ち込んで、なかなか立ち直れない人は、当事務所では3カ月もちません。
逆に、意欲的で元気はつらつとした人にとっては、のびのびと気持ちよく仕事できる職場です。

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